岡田武史が考えるメディア

昨今(さっこん)、メディアの取材(しゅざい)の際(さい)のモラルだとかがいろいろ言わ(いわ)れていますが、岡田(おかだ)武史(たけし)さんもメディアの取材(しゅざい)姿勢(しせい)などに対(たい)していろいろ不満(ふまん)を抱え(かかえ)ているようですね。岡田(おかだ)武史(たけし)さんは、メディアには2種類(しゅるい)あるといっています。サッカーなり岡田(おかだ)さん個人(こじん)なり、日本(にっぽん)代表(だいひょう)なりに何かしら(なにかしら)の愛情(あいじょう)を持っ(もっ)て来る(きたる)人(ひと)と、もうひとつは奇妙(きみょう)に意気込み(いきごみ)のみが強い(つよい)人(ひと)。大きく(おおきく)分ける(わける)とこの2つに分類(ぶんるい)されるのだそうです。批判(ひはん)したって何(なに)を書い(かい)たってそれは別に(べつに)いいけど、ただ、後者(こうしゃ)の仕事(しごと)にのみ燃え(もえ)ている人(ひと)がインタビューをすると、あまりにも質問(しつもん)の内容(ないよう)が馬鹿馬鹿しく(ばかばかしく)て答える(こたえる)気が(きが)しなくなると嘆い(なげい)ています。「できれば分け(わけ)たくなるのだけど、そういうわけにもいかない」というところに監督(かんとく)の大変(たいへん)さが読み取れ(よみとれ)ますね。また、W杯(わーるどかっぷ)におけるメディアの姿勢(しせい)にも相当(そうとう)不満(ふまん)があったみたいですね。「自分自身(じぶんじしん)に対(たい)するプレッシャーならまだいいけど、若い(わかい)選手(せんしゅ)が自分(じぶん)が発言(はつげん)したことの反響(はんきょう)だとか、行動(こうどう)への批判(ひはん)だとか、そういうプレッシャーに耐える(たえる)のは容易(ようい)ではない」ということも言っ(いっ)ています。常に(つねに)メディアの一方通行(いっぽうつうこう)で、自分たち(じぶんたち)が反論(はんろん)する場(するば)がないことによる選手(せんしゅ)が受ける(うける)ストレス、そのようなものがものすごく溜まっ(たまっ)ていたそうです。敵(てき)は味方(みかた)の中(なか)にもいた・・・ということでしょうかね。メディアの取材(しゅざい)姿勢(しせい)に関しては(にかんしては)、私(わたし)のような一般人(いっぱんじん)でさえも疑問符(ぎもんふ)がつくようなものがありますし、もう少し(もうすこし)なんとかしてほしいものですよね。

岡田武史

昨今、メディアの取材の際のモラルだとかがいろいろ言われていますが、岡田武史さんもメディアの取材姿勢などに対していろいろ不満を抱えているようですね。

岡田武史