オシム監督(かんとく)の入院(にゅういん)を受け(うけ)て、次期(じき)日本(にっぽん)代表(だいひょう)監督(かんとく)に就任(しゅうにん)した岡田(おかだ)武史(たけし)氏(し)。では、そんな岡田(おかだ)武史(たけし)監督(かんとく)の現役(げんえき)選手(せんしゅ)時代(じだい)とはどのような選手(せんしゅ)だったんでしょう？大学(だいがく)までサッカー部(さっかーぶ)に所属(しょぞく)していた岡田(おかだ)さんですが、進路(しんろ)決定(けってい)の際(さい)、サッカ部(ぶ)がある実業団(じつぎょうだん)ではなく当初(とうしょ)はマスコミへの就職(しゅうしょく)を希望(きぼう)していたそうです。ですがそれは叶わ(かなわ)ずに終わり(おわり)、１９８０年(ねん)の大学(だいがく)卒業時(そつぎょうじ)には古河電気工業(ふるかわでんきこうぎょう)サッカー部(さっかーぶ)に入る(はいる)こととなります。このサッカー部(さっかーぶ)は現在(げんざい)のジェフユナイテッド千葉(ちば)の前身(ぜんしん)となるチームですね。ポジションはディフェンダー。頭脳的(ずのうてき)なディフェンスを武器(ぶき)に活躍(かつやく)をみせ、清雲(きよくも)栄純(えいじゅん)監督(かんとく)の下(した)、８６年(ねん)のアジアクラブ選手権(せんしゅけん)での優勝(ゆうしょう)にも大いに(おおいに)貢献(こうけん)しました。また、１９９０年(ねん)にドイツの名門(めいもん)クラブであるバイエルンミュンヘンとの試合(しあい)にも出場(しゅつじょう)し、チームは１−２で善戦(ぜんせん)するも敗れ(やぶれ)ましたが活躍(かつやく)を果たし(はたし)たそうですね。当時(とうじ)３４歳(さい)だった彼(かれ)の飽くなき(あくなき)向上心(こうじょうしん)は強く(つよく)、まだまだ現役(げんえき)生活(せいかつ)を続ける(つづける)つもりでした。ですが、この試合(しあい)でのプレーによって、海外(かいがい)クラブの選手(せんしゅ)との埋める(うめる)ことのできない差(さ)を身をもって(みをもって)実感(じっかん)することとなり、引退(いんたい)を決意(けつい)。また、このときが日本人(にほんじん)が海外(かいがい)の強豪(きょうごう)クラブを相手(あいて)にどうすれば勝て(かて)るようになるのだろうか、という指導者(しどうしゃ)への道(みち)を模索(もさく)するキッカケとなったようです。結局(けっきょく)、この古河電気工業(ふるかわでんきこうぎょう)では１９８０〜１９９０年(ねん)までの１１年間(ねんかん)プレーしました。現役時(げんえきじ)代(だい)もなかなかいいプレーヤーだったみたいですね。
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